XとVisa Directの提携発表! ISO20022準拠!
読者の皆さん、いつも記事をご覧頂きありがとうございます。
1月28日に、X社の「X Money」の最初のパートナーとして、VISAと提携することが発表されました。
Xプラットフォーム上で、Visa Directを活用した決済ソリューションが展開されていく模様です。
X社のCEOであるLindaさんのポストを添付します。
3つを箇条書きしてみます。
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Visa Direct経由でX walletに即時入金
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デビットカード(Visaだけか?) に接続してP2P支払い可能
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銀行口座に即時送金
となっています。
最後の一文は「今年2025年、X Moneyに関するたくさんの大きな発表」のなかの「最初のひとつ」と発言されています。
利用イメージとしては、クレジットカードやデビットカードをX walletに登録して、X walletに入金、そしてX上のサービスに支払ったり、X上のインフルエンサーに課金したり、友人に送金ができていくのでしょうか。
もしもX walletに入金をうければ、その資金を銀行口座にも出金ができるようです。
今回の記事では、以前から注目しているVisaとStronghold($SHX)の関係について再度取り上げます。
Visa Directとは
Visa Directについては数日前に配信した以下記事でも触れていますが、再掲します。
米国には下図のように、5つの即時決済システムが存在します。(引用画像が荒くてすいません)
Visa Directは、クレジット決済で有名なVISAが提供する決済ソリューションになります。
Visaカードネットワークや数々の国内自動決済機関(ACH, Automated Clearing House)、そしてリアルタイム決済(RTP, Real Time Payment Network)ネットワークを経由した資金移動を可能にするクロスボーダーソリューションです。
上記のように、Visa Directは、その中間でACH、RTPを活用しており、そのACH、RTPはISO20022準拠をしています。
つまり、Visa Directを活用した「X Money」もISO20022準拠したソリューションを活用して、X上での決済を展開していくといえます。
(ACH, RTPのISO20022準拠については数日前の記事を参照ください)
Strongholdは、VISAの Everywhere Initiative 2022のファイナリスト

その2022年に受賞したStronghold社の紹介動画はこちら
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- 画像をもう少し拡大してみると
- 上記記事の続きが気になる方は以下noteを参照
- Visa Directに限らず、ISO20022に準拠しなければならない金融機関や組織がどこまでStrongholdのサービスを利用しているか
- さいごに
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