「リスク分散会」でお伝えしたいことを整理
1) 私たちはお金から完全に離れて暮らすことはとても難しい
2) そのお金はこれからDLTやブロックチェーンを使った「デジタルなお金」になることは既定路線
3) 益々情報化社会となり情報の判別は困難、多様化および統制化
★ひと言★
今は社会変革期でありリスク分散しつつ成長業界へ早期に投資して、後は日常の生活に集中しよう
▼1. 私たちはお金から完全に離れて暮らすことはとても難しい
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食材や日用品の購入、通勤・通学、医療費など私たちの生活には「お金」という価値交換手段がある程度必要である(むしろお金がないと生活が成り立たない面ばかり)
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一方で、お金がなくても手に入れられる食材や資源、コミュニティとのつながり、趣味などもある。
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これから2025年や2030年に向けて、国際決済銀行や各国の中央銀行、グローバル企業、世界的な規格などの動向・計画を調べると、「デジタルなお金」(キャッシュレス社会)に進むのは既定路線であると思わざるを得ない。(バックナンバーはこちら)
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そして、私たちはその大きな動きを止めることも、逆らうことも、抜け出すことも、とても難しい。
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「デジタルなお金」の社会となった時、もちろん利便性は向上するだろうが、購買行動や趣味趣向がこれまで以上にデータでつながっていくこととなる。
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「デジタルなお金」になっていくことで、今できている「お金がなくてもできること」の範囲が狭まっていく懸念もある。(ある行動、ルールに従わない者はデジタルなお金が入ってこない、使えないという懸念)
▼2. 生物(動物や人間)はそれぞれ見る範囲も捉え方も理解も異なる
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起きている「現象」やそこにある「情報」は、鳥や猫、魚、虫、そして人間、それぞれがそれぞれの見方、見る範囲があり、捉え方や認識もバラバラ。
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個々人の知識や理解が部分的に重なり、分かり合える・共感するという部分はある。
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だが「現象」や「情報」の捉え方・理解が完全に一致することはない。
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そして人それぞれに、思考や理解の深さ、広さは様々であり、外見や経歴だけで判別できるものではない。(私たちは無意識なバイアスで情報を捉えてしまう生き物)
▼3. 人間はデバイスやツール越しに「現象」ではなく、あくまで「コンテンツ」を見ている。そういう生活シーンが増えた。
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新聞が普及し、テレビが普及し、パソコン・インターネットが、そしてスマホが普及。
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そのようなメディア媒体やデバイスを通して、人間は瞬時に「情報」という「コンテンツ」を見ることができるようになった。
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「コンテンツ」というのは制作や撮影をされて、編集されて、チェックされた上で提供されるもの。
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すべての「コンテンツ」をひとくくりにして良し悪しをいうものではなく、それが「コンテンツ」であることをどこか頭の片隅にとどめてから、これからも発展していく情報化社会と付き合っていくことが大事だと思う。
▼4. 届けられるコンテンツや情報を調べた時の違和感、もしかしてという危機感が大事
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幸か不幸か、人間は将来の計画を立てたり、予想をしてみたり、過去や思い出を振り返る生き物。
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届けられるコンテンツや、自分で情報を調べてみたときに違和感があったり、もしかしてこうなるのかなという危機感が大事。その違和感や危機感も「未知数で」「グレー」なもの。
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そういう未知数だけれども、グレーだけれども、リスクと思われる事柄を共有し、リスク分散する。
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「リスク分散会」では「お金」という、一番重要なものではないけれども、それが無ければ生活が難しいもの=「お金」にフォーカスし、「リスクの共有」と「その対策案」を共有していく。
▼5. 「お金」のリスクを分散するには「お金」を動かす
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例えばお金の所有の仕方として、「銀行預金」と「タンス預金」だけ、というケースもあれば、「銀行預金」と「株式投資」「NISA」「個人年金型保険」というケースもある。
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また「株式投資」ではなく「FX」や「不動産投資」、「高級ワインやヴィンテージ品」等趣味趣向によっても異なる。
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当ニュースレターで紹介する投資分散先は「株式投資」でも「ビットコイン」でもない
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いまもっているお金の分散に不安を感じていたり、将来のために違う投資を考えている人に向けて、リスク分散会を通して有益な情報を共有する機会としたい。
▼6. 投資分散先は「セキュリティトークン」「ステーブルコイン」「ネイティブトークン」
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冒頭でも述べたように、この世界の社会構造を俯瞰して、そのリーダー的組織が「デジタルなお金の社会」にしていきたいことは明確であり、すでに社会実装も着々と進んでいる。(バックナンバーはこちら)
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上図の青色の「成長していく業界へ投資しておく」というのは、そういった「デジタルなお金の社会」における「データのプラットフォーマー」に投資をすること。
「分散型台帳技術(DLT)」「ブロックチェーン(Blockchain)」「セキュリティトークン」といった、これからのデータ社会を支える業界に投資をする(バックナンバーはこちら) -
おそらく初めて聞く言葉だったり、ネガティブな印象を抱くことが多いと思うが、それは表層的なことを分かりやすく伝えるメディアや、ビットコインのような桁外れの価格上下による「近寄りたくない」という印象によるもの。
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そういうイメージから離れるきっかけとなるべく、このニュースレターを通して"違った視点"に立つことができるよう、図と共にわかりやすく伝えていく。
★総括★
★3点要約★
1) 私たちはお金から完全に離れて暮らすことはとても難しい
2) そのお金はこれからDLTやブロックチェーンを使った「デジタルなお金」になることは既定路線
3) 益々情報化社会となり情報の判別は困難、多様化および統制化
★ひと言★
今は社会変革期でありリスク分散しつつ成長業界へ早期に投資して、後は日常の生活に集中しよう
▼最後に
今回の記事では、「リスク分散会」というニュースレターをどういう考えで配信しているかを記載しました。一番のリスク対策といいますか、「そもそもリスクなんて関係ない」というスタンス、例えば「いま、今日が、大切」「将来がどうなろうとその時々で対処するしかない」という割切りができていれば、「リスクを認知して資産を分散投資する」という考えも不要だとは思います。
しかし人それぞれ、ライフステージや生活基準によって「お金」の捉え方、持っておきたい金額は様々と思います。このニュースレターが皆さんそれぞれにとっての資産防衛、資産形成、資産運用の何かのきっかけになれば幸いです。
「リスク分散」や「投資」を考えることに多くの時間をかけるのもいいですが、皆さんそれぞれが「やりたいこと」「過ごしたい時間」「達成したい目標」など他の事柄に多くの時間を割けるよう、当ニュースレターを効率よくご活用頂ければと思います。
以上
リスク分散会
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